トレンドの言語を習得したほうが良いのはなぜ?

トレンドの言語とは、IT業界で需要の高い言語です。多くの企業がトレンドの言語のスキルがあるエンジニアを必要としています。トレンドの言語を習得しているエンジニアのほうが、そうでないエンジニアよりも、就職や転職に有利ということなのです。

2022年12月のレバテックキャリアの調査によると、ITエンジニアの求人では、Javaのスキルのあるエンジニアの求人が最も多かったという結果が挙げられました。次がJavaScript、Python、PHPと続いている。トップ10の中には、RubyやC#、C++、C言語なども含まれています。

Javaは高い汎用性処理速度が速く安定性のある言語で人気があります。Pythonは、Webサイトの作成、ゲームも開発に用いられるが、AI開発や機械学習にも利用される言語です。AIは、将来性のある分野なので、Pythonを習得していれば、活躍の場を広げることが可能です。

フリーランス案件では、JavaScriptが1位で、AWSが2位、3位は、PHP、4位は、Rubyとなっています。JavaScriptは、世界中の大多数のWebサイトで使用されおり、幅広い分野で活用されていますが、メインで利用されているのは、フロントエンドの設計と開発です。フロントエンドエンジニアとして働く場合には、必要な言語だといえるでしょう。

エンジニアは、トレンドの言語を見極めて、それを習得することにより、転職や就職を有利に進めることができます。逆に、最低限の言語だけで満足していると、できる仕事の分野が限られてしまうので注意が必要です。新しい言語を意欲的に学んで自分の市場価値を高めていかなければ、業界で長く活躍することはできないでしょう。